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Text File  |  1993-11-30  |  8KB  |  176 lines

  1. ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
  2. ☆                                  ☆
  3. ☆    スクリーンカッター『会心の切れ味』Ver0.91      ☆
  4. ☆                                  ☆
  5. ☆     Copyright (c) かいしん,1993      ☆
  6. ☆                                  ☆
  7. ☆                                  ☆
  8. ☆             <取扱説明書>              ☆
  9. ☆                                  ☆
  10. ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
  11.  
  12.  
  13. ☆はじめに
  14.  
  15.  この度は、「スクリーンカッター『会心の切れ味』Ver0.91」をご利用
  16. いただき、誠にありがとうございます。
  17.  
  18.  このソフトウェアは、ディスプレイに表示されている画面の一部を切り取って
  19. FM-TOWNSの標準画像データ形式であるTIFF形式として保存する事が
  20. 出来るソフトです。単独起動も可能ですが、サイドワークとして使用されること
  21. をお勧めします。
  22.  
  23.  
  24. ☆特徴
  25.  
  26.  1.見たままの画面を、そのまま保存します。
  27.    例えば、TownsMENUで背景表示させているとき等、2画面を重ね
  28.    合わして表示されているときでも、2画面を重ね合わし1枚の画像として
  29.    保存します(各画面の拡大率、表示位置等も考慮して保存します)。
  30.  
  31.  2.ポケットに対応しています。
  32.    TIFF形式のファイルとして保存する以外に、ポケット領域に保存する
  33.    ことも出来ます。
  34.  
  35.  3.サイドワーク領域が小さくても動作します。
  36.    メモリの少ないマシンでも使えるように、メモリを節約していますので、
  37.    標準のサイドワーク領域でも動作します。
  38.  
  39.  4.ファイル名を保存の度に設定する必要はありません。
  40.    ファイル名を設定するのは、サイドワークとして登録するときだけです。
  41.    あとは、自動的に番号を付けていきます。
  42.  
  43.  5.切り取り位置を決める枠が、中々お洒落です(^_^;)。
  44.    見てのお楽しみ(って言うほどではないです(^_^;))。
  45.  
  46.  
  47. ☆使い方
  48.  
  49.  1.サイドワークとして登録します。
  50.    "SIDEWORK.SYS"をテキストエディター(標準添付ソフトですと「テキスト
  51.    編集」)で読み込み、以下の一行(一例です)を付け足してください。
  52.  
  53.    K "会心の切れ味"            @:\SIDEWORK\SCUT.EXP F:\SCUTWORK\
  54.       ↑              ↑       ↑
  55.    ショートカットキー     本ソフトのある場所を 画像データを
  56.    とサイドワーク名は     フルパスで・・・   保存する場所
  57.    御自由に!                    ディレクトリ
  58.   (他に登録されている                の指定。
  59.    物と重ならないよう                最後の"\"記号
  60.    に・・・)                    を忘れないで
  61.                             ください。
  62.  
  63.  2.ポケット使うための準備をします(ポケットを使用されない方は必要あり
  64.    ません)。
  65.  
  66.    Townsシステムソフトウェアの「システム設定」で「ポケット領域」
  67.    を「使用する」にします(既に「使用する」にされている方は必要ありま
  68.    せん)。ここで、メモリに余裕のある方は「ポケット領域」を604KB
  69.    以上にしてください(「ポケット領域」が小さいとディスク等に退避する
  70.    ので速度が極端に低下します)。
  71.  
  72.  3.リセットをかけ、Townsシステムソフトウェアを再起動します。
  73.  
  74.  4.サイドワークメニューを呼び出します。
  75.    FM-TOWNS標準のGUIを使用しているソフトで、メニューバーに
  76.    「FMTOWNS」のメニューがあるものは、「FMTOWNS」のメニュー
  77.    を選択します。
  78.    サイドワークを呼び出すアイコン等があるものは、そのアプリケーション
  79.    の使い方を参照してください。
  80.    それ以外のアプリケーションの場合は、[CTRL]+[ESC]を押し
  81.    ます。
  82.  
  83.  5.本サイドワークを呼び出します。
  84.    サイドワークのメニューから、本サイドワーク(1番で登録した物を選択
  85.    します)。
  86.  
  87.  6.切り取る範囲を決めます。
  88.    マウスのカーソルがナイフの形になりますので、切り取りたいと思われる
  89.    範囲(4角形)のうちの1点でマウスの左ボタンをクリックし、そのまま
  90.    ドラッグして切り取る範囲を決めます(切り取る範囲は4角形で囲まれた
  91.    範囲です)。
  92.  
  93.  7.ファイルかポケットか選択します。
  94.    ファイルに保存する場合は、そのままマウスのボタンを放します(サイド
  95.    ワーク登録時に指定したディレクトリに"IMAGExxx.TIF"という名前で保存
  96.    されます。xxxは連番(000~999)で、自動付番されます)。
  97.    ポケットに保存する場合は、キーボードの[CTRL]キーを押しながら
  98.    マウスのボタンを放します。
  99.    どっちにも保存したくない場合(スクリーンカットを途中で止める場合)
  100.    は、マウスの左ボタンを押したまま右ボタンを押します。
  101.  
  102.  
  103. ☆ご注意&言い訳
  104.  
  105.  1.2画面を重ね合わしている場合、本プログラムでは以下のように保存します。
  106.    ・16色モード+16色モードの場合      :256色モード
  107.    ・16色モード+32768色モードの場合   :32768色モード
  108.    ・32768色モード+32768色モードの場合:32768色モード
  109.    よって、画像サイズの大きい32768色TIFFデータが作られ、その
  110.    データを読むことが出来ないアプリケーションがあり得ります。
  111.  
  112.  2.本プログラムでは、拡大率及び表示位置を考慮して保存しています。
  113.    よって32768色用TownsPAINTのようにグラフィックデータ
  114.    を読むときに必ず縦横2倍にして表示するようなアプリケーションでは、
  115.    不具合が起こりえます。たとえば、32768色モード画面を背景にした
  116.    場合のTownsMENUの画面を本ソフトで切り取ったとします。この
  117.    場合、1番で示したとおり、32768色TIFFデータとして保存され
  118.    ますが、本プログラムでは見たままを保存するために、背景となっている
  119.    32768色モード画面を縦横2倍にし(実際縦横2倍に拡大表示されて
  120.    いますので)、16色モード画面と重ね合わせて保存しています。つまり
  121.    このTIFFデータを、32768色用TownsPAINTで読み込み
  122.    ますと、メニューの部分は縦横2倍に拡大され、背景の部分は元のデータ
  123.    から考えれば縦横4倍になって表示されるわけです。
  124.  
  125.  3.1、2のような処理を、小さいサイドワーク領域で行っているため、機種
  126.    によっては、保存しおわるまで少々待たされるかもしれませんが、ご了承
  127.    ください。
  128.  
  129.  4.ポケット領域が小さい場合、ポケットに保存すると異様に時間が掛かる事
  130.    もありますが、ポケットの仕様ですので、ご了承ください。
  131.  
  132.  5.本プログラムでは、基本的には(^_^;)BIOSコール(Cのライブラリを
  133.    使用)していますので、画面等の設定をBIOSを使用せずに行っている
  134.    アプリケーション上では、正常に動作しない恐れがあります。
  135.  
  136.  6.エラーチェックを簡素化(^_^;)していますので、説明通りにお使い下さる
  137.    よう、お願いします。
  138.  
  139.  
  140. ☆著作権
  141.  
  142.   本プログラムの著作権は、作者である私「かいしん」にあります。
  143.   本プログラムのご使用、再配付は自由ですが、本プログラムを使用したこと
  144.  による、いかなる損害にも作者である私「かいしん」は責任を負わないものと
  145.  します。なお、再配付の際は必ず付属のドキュメント(今貴方がご覧になって
  146.  いる文書)を添付してください。
  147.   また、他のネットへ転載する場合、商利用される場合、及び変更・改良した
  148.  ものを再配付する場合は、作者である私「かいしん」までメールでご連絡して
  149.  ください。
  150.  
  151.  
  152. ☆今後に向けて・・・
  153.  
  154.   本プログラムは、まだまだ未完成です。何処かにバグが潜んでいるかも知れ
  155.  ませんし、改善すべきところも一杯あるでしょう。もし、本プログラムが皆様
  156.  に気に入っていただけたのでしたら、バージョンアップなんかもしていきたい
  157.  と思っておりますので、バグを見つけられた方や、ご要望のある方は、私宛の
  158.  メール又は「Townsフォーラム」、「FMフォーラム(ホビー館)」にて
  159.  どしどし書いてください。出来るかぎり、皆様のご要望にお応えできるように
  160.  したいと思います。
  161.  
  162.  
  163. ☆最後に・・・
  164.   プログラミングに関しては、MIYAZAKI師匠、TaroPYON師匠、Waku師匠、EA
  165.  ST師匠が公開されている、フリーソフトウェアのソースプログラムを、日頃
  166.  より手本とさせていただいております。参考になるような素晴らしいソースを
  167.  公開してらっしゃる諸先輩方に心より感謝いたします。
  168.   また、プログラミング中行き詰まったときヒントを下さった、野村茂弘さん
  169.  に、この場を借りて心より感謝いたします。
  170.   最後になりましたが、いろいろな面でアドバイス(文句かなぁ?(^_^;))を
  171.  してくださった我が上司PICさんに心より感謝いたします。
  172.  
  173.  
  174.        NIFTY-Serve ID:GEC00340  かいしん
  175.  
  176.